空堀アントロコミュは、これまで、地域の子どもたちを対象に、落語や伝統文化を取り入れたことばの教育、夏の自然学校や草木染めなど、さまざまなことに取り組んできましたが、このたび2019 年度より、放課後の学童保育という新たな活動にチャレンジします。
生活スタイルの変化に応じて共働きやシングルのご家庭が増えるなか、大阪市中央区には学童保育の場が多くありません。わたしたちは従来の学童保育の活動に加え、手仕事や食、芸術活動などを積極的にとりいれて、子どもたちが安心して心を育てる場を創りたいと考えています。
お子さまが夕方まで心地よく穏やかに過ごせる場所をお探しの方は、お気軽にお問合わせください。
学童保育くーろんの活動記録
くーろんでは、学校の勉強に取り組んだり、公園で外遊びをしたり、ときには本の読み聞かせをしたりしますが、さまざまな手仕事に取り組む時間を大切にしています。一部だけではありますが、実際につくったおやつや作品を中心とした画像アルバムにまとめました。雰囲気を感じていただけたら嬉しく思います。
◆学童保育くーろんが目指すこと
(1)子どもたちがより豊かに感情を表現できる
さまざまな遊びや学び、食を体験して感じてもらうことによって、子どもがことばや表情を通してより豊かな感情を表現できるようなサポートをしていきます。
(2)子どもたちが生活力や自立心を身につける
異年齢の仲間との活動のなかで、子どもが自分の生活リズムをつくり、自立心を育んでいくようにします。また助け合い、認め合うことを学び、自分の世界を広げていきます。
(3)子どもたちが芸術体験を通して感覚を整える
小学生の時期は心を育てていくことが大切と考え、芸術的な体験をすることによって、世界は美しいと子どもが感じられるようなサポートをしていきます。
★対象・定員 小学1~6年生 20 名
(施設まで徒歩で通えるお子さまを優先いたします)
★場所 非営利一般社団法人空堀アントロコミュ社屋
(大阪市中央区谷町6‐17‐11)
保育時間や料金につきまして、下のPDFファイルにご案内しております。
◇一日の流れ
挨拶・手洗い~自習(宿題、読書や読み聞かせ)~外遊び(桃園公園)~
内遊び(お絵描き、折り紙や手仕事)~後片付け・お掃除~ふりかえりの会~挨拶
◇補記
・日によっては、おやつづくりや、駄菓子屋でおやつの買い物をしたり、季節の行事にむけた話し合いや準備をしたりする時間を設けます。
また、必要と思われるお子さまには、にじみ絵、線描や粘土などの療育的な指導もさせていただきます。
・なお、くーろん滞在時には、おやつの持ちこみや、スマートフォンなどの電子機器の遊び目的での使用は、原則として禁止とさせていただきます。
小学4年生の男の子が初めて描いたパステル画「フルーツ天国」